蛙化現象の語源・元ネタ「カエルの王様」とは?名前の由来を分かりやすく解説!

蛙化現象の語源・元ネタ「カエルの王様」とは?名前の由来を分かりやすく解説!蛙化現象の事例

蛙化現象の語源や元ネタ・名前の由来について紹介します。

  • 「蛙化現象って何?」
  • 「蛙化現象とは?」

最近TiktokやYoutubeを中心に流行している蛙化現象(かえるかげんしょう)

しかしながら、由来については詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、蛙化の由来などについて内容を分かりやすく紹介していきます。

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蛙化現象の由来をちゃんと理解してる?

Z世代を中心に広まっている蛙化現象という言葉。しかし、この蛙化現象という名前の由来について、正しく理解している方は多くありません。

中には、由来を勘違いしているような方もいて、これでは恥ずかしい思いをしてしまうでしょう。

この記事では、そんな蛙化現象の由来や元ネタについて解説していきます。気になる方は是非チェックしてみてください。

 

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蛙化現象の由来は「カエルの王様」

蛙化現象の由来は「カエルの王様」

いまいち由来や語源がわかりにくい蛙化現象という言葉。ここでは、「どのようにしてこの名前が付けられたのか?」という部分を紹介していきます。

グリム童話『カエルの王様』が由来

蛙化現象という名前は、グリム童話『カエルの王様』が由来です。

1812年に『カエルの王様』を含んだグリム童話初版が作られ、その200年後に遠く離れた日本で、このお話に因んだ話が流行語となっているというのは、多少不思議な感じもします。

他のグリム童話同様、『カエルの王様』のお話自体もすんなり入ってくるものなので、日本人でも馴染みがある方も多いと思います。

 

『カエルの王様』のあらすじ

とある王女が、泉に金の毬を落としてしまいます。

すると、その泉から醜いカエルが現れ、

「自分と寝食をともにしてくれるなら、毬を拾ってあげる」

と提案します。

この提案に承諾し、毬を拾ってもらった王女でしたが、

約束を無視して城に戻ってしまいました。

次の日、醜いカエルは城までやってきて、約束を果たすように要求します。

これを見た王女の父である王様の言葉もあり、

王女はカエルと寝室へ向かいます。

しかし、それでも醜いカエルを受け入れることができず、

嫌悪感からそのカエルを壁に投げつけてしまうのです。

するとカエルの魔法が解け、醜いカエルが立派な王子の姿に。

その後、王女と王子は恋に落ち、結婚をしてハッピーエンドを迎えます。

 

▼「カエルの王様」を3分で見れます

気持ちが真逆に変化することを表した言葉

物語では、『嫌い→好き』でしたが、蛙化現象という言葉の意味合いは『好き→嫌い』となります。

物語の流れを見てみると、蛙化現象の意味合いとは違いを感じると思います。

物語の流れではなく、この気持ちが真逆に揺れ動く様を元に、蛙化現象という名前が付けられました。

 

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名前の由来がわかりづらいという声も多い

この蛙化現象という言葉、多少由来がわかりづらいものです。先程紹介した通り、物語と真逆の言葉なので、違和感を覚える方も多いでしょう。

また、「付き合っている相手がカエルみたいに醜く見える」という間違った由来を信じている方もいます。そもそも、蛙化という言葉すらわかりづらいものです。

この記事で紹介した通り、蛙化現象の元ネタは『カエルの王様』から来ているというのだけは、覚えておくようにしましょう。

 

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最近の「蛙化現象」は意味が異なる

最近話題になっている「蛙化現象」は本来の意味とは異なっているところもあります。

最近ではシンプルに「好きだった相手の些細な行動に幻滅すること」を蛙化現象と呼ばれる様子。

意味が異なってきているところも注意しましょう。

コメントや感想はこちらからどうぞ

  1. とおりすがり より:

    意味あってるんじゃないかな。
    蛙から王子になるから、嫌いから好きに転じるわけだから、これは言ってみれば王子化現象。
    その逆は、王子から蛙になって、好きから嫌いになるので、蛙化現象。
    ややこしくないと思いました。

  2. 匿名 より:

    相手がこっちに好意を向けた途端に嫌いになるって
    それカエルの王様の中には無い流れよね

    些細でもなんでも相手に対して真逆の感情にひっくりカエルこと自体を
    蛙化現象と言っていいんじゃない?
    むしろそっちが本当の由来に思えます

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